中山 杜人(なかやま もりと)

診察時間

火曜日:午前
金曜日:午前
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   *診察は予約制 となりますので、一度お問い合わせください。
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             お問い合わせ電話番号 0467-25-1231(代表)

めまい外来(中山医師)より

めまいで初診の患者さんへお願い

 めまいのお薬は久しく新しい良薬が開発されていませんので、お薬の種類が
限られているのが現状です。
 以前はアプラクタンやヒデルギンのような長く続くめまいの人に効いた薬が
あったのですが、製造中止になってしましました。
 それ故、現存しているお薬の量を調節したり、種類を増やしたり、組み合わせ
を変えたりしていろいろ工夫、努力をしておりますので、その人に合う処方を
見だすまでに時間がかかることがあります。
 ヒトの身体は個人差がありますので、ある人に効いても別な人には効かない
ということがよくあります。
 したがって幸いにして短時間でめまいが治まる人もいますが、人によっては
それなりの時間を要することが多々あります。
あらかじめご承知おきいただければ幸いです。

                     額田記念病院 内科 中山杜人
   

中山 杜人(なかやま もりと)

経歴

栃木県生まれ
1971年群馬大学医学部卒業
1975年同大学大学院(耳鼻咽喉科)卒業
1977年武蔵野赤十字病院耳鼻咽喉科副部長
1982年横須賀共済病院内科勤務(後年部長)
埼玉医科大学耳鼻咽喉科と群馬大学耳鼻咽喉科で非常勤講師を務めた。

「めまい」については、耳鼻咽喉科入局以来診療に携わり、1987年横須賀共済病院内科に「めまい外来」を立ち上げ、呼吸器内科診療と共にめまい診療にも従事し、2005年まで継続。以後、額田記念病院で呼吸器内科とめまいを主に担当。

耳鼻咽喉科:10年、内科:1980年~、めまい診療歴1971年~



主な講演)
◎平成18年11月、福岡市で行われた日本耳鼻咽喉科学会主催の耳鼻咽喉科専門医講習会にて「危ないめまいの見分け方」を講演。

◎平成19年10月、倉敷市の倉敷中央病院神経内科主催の神経内科セミナーにて、「日常見かける中枢性めまい、危ないめまい」を講演。

◎平成23年11月、葉山町において、逗葉医師会主催にて「危ないめまい・中枢性めまいの見分け方 -生活習慣と高齢化に関連して-」を講演。

◎平成25年1月、川崎市民アカデミーにて「めまい」についての講演。

◎平成25年3月、鎌倉市医師会主催で生涯教育講座として、「危ないめまい・中枢性めまいの見分け方」を鶴ヶ丘会館にて講演。

◎平成26年11月、長生医学会中央支部主催にて、横浜市で「内耳・耳鼻科両面からみためまい -めまいは内耳とは限らない- 」を講演。

◎平成27年12月、横浜駅東口の崎陽軒において、神奈川県保健医協会主催にて「超高齢社会とめまい診療最前線 -中枢めまいを見逃していませんか? 」を講演。特にメニエール病の抗ウイルス薬を用いての治療に質問が集中した。

◎平成28年4月、横須賀市の「白い虹の家」において一般向けに「脱 思い込みめまい診療 めまいは内耳とは限らない」を講演。好評を得た。

◎平成28年10月、東京八重洲にて、最新医療技術スキルアップセミナー主催で4時間にわたり講演。タイトルは「実地医家のためのめまい診療最前線、めまいは内耳とは限らない -中枢性めまいを見逃していませんか?-」。
 会場だけでなく全国に同時中継され、特に椎骨脳低動脈領域の血行不良の概念とメニエール病の抗ウイルス薬を用いての治療に関心が高かった。

◎平成29年2月、東京足立区医師会館にて、同区の耳鼻咽喉科医会主催で「超高齢社会とめまい診療最前線- 中枢めまいを見逃していませんか?」を講演。首・肩こりによるめまいの重要性を強調し、反響を得ることができた。

◎平成29年4月、群馬県耳鼻咽喉科医会主催で、前橋市にて「超高齢社会とめまい診療最前線 -中枢めまいを見逃していませんか? 」を講演。
 現在余りにも有名な「良性発作性頭位めまい」とは限らず、同じ眼振所見で首・肩こりによる「中枢性発作性頭位めまい」のほうがかなり多いということを印象付けることができ、有意義であった。

◎平成29年4月 長生医学会本部主催にて、横浜市で「内科・耳鼻科両面からみためまい -めまいは内耳とは限らない-」を講演。
全国から整体・マッサージ師が集まった中での講演で、非常に好評を得た。

その他、衣笠病院、額田記念病院主催の講演、横須賀市や鎌倉市の薬剤師会の講演も積極的に行ない、大きな反響を呼んでいる。


  ◎当院内科の中山杜人医師が
東京八重洲の「めまいセミナー」で講演しました!

 平成28年10月16日(日)に東京八重洲にて「医療技術セミナー『実地医家のためのめまい診療最前線;めまいは内耳とは限らないー中枢性めまいを見逃していませんか?』というタイトルで午前2時間、午後2時間計4時間の長丁場の講演を行いました。今までのめまい講演については、耳鼻咽喉科や神経内科の先生方のお話でしたが、今回は同医師が耳鼻科と内科の両方を経験したということで、それに基づく観点からの話をしました。
大変熱心な先生方ばかりで質問もかなり多く出たとのことでした。 全国各地から、新幹線や飛行機で朝早く出発された先生方も含め、受講された先生方の中には、「今までは、従来の理論では説明のつかない”めまい患者”さんが沢山いましたが、今日の中山杜人医師の話をお聞きして大分解決しました」という先生もいらしたようです。 特にメニエール病に対する抗ヘルペスウイルス薬を用いての治療については、臨床に直結する具体的な鋭い質問が飛び交ったそうです。

下の写真はその時のテキストです。



中山杜人医師著書)

「なかなか治らない めまいが治る めまいは耳からとは限らない!」 2018年 さくら舎

「脱 思い込みめまい診療 めまいは内耳とは限らない」 2016年 新興医学出版社

「画像と症例でみる内科医のための『危ないめまい・中枢性めまい』の見分け方」 2011年 丸善出版

   

「プライマリーケアー医のためのめまい診療の進め方」 2005年 新興医学出版社

   

「アルコール 少量飲酒から健康障害が始まる」(共訳)2004年 シュプリンガー社  










*当院の中山杜人医師が以前から行っている、
    メニエール病に対する抗ヘルペスウイルス薬を用いた治療についての
    記事が、「健康365」の2018年2月号、P48-49に掲載されました。
    

    *続いて「健康365」の2018年6月号、P98-99に掲載されました。